ライティングテクニック

ブログで集客するときに文章力は必要?集客できる書き方12のコツ

ブログで集客したいけど、

「自分には文章力がないから不安」

「どう書いたらいいか分からない」

という悩みを持っていませんか?

 

安心してください。

 

集客に文章力は必要ないです!

真似るだけで集客が出来てしまう、集客用ブログの書き方を本記事でお伝えします。

それほど難しいとではないので、ぜひ最後まで目を通してくださいね。

 

ブログ集客に文章力は必要ない

集客用ブログを書くのに、文章力は必要ありません

そもそも文章力って曖昧な言葉で、いったい何をもって文章力があると言えるのでしょうか。

 

上手い比喩表現や独特な言い回しが使えること?

長文をスラスラ書けること?

 

作家ではないのですから、そんな技術は要りません。

あなたが書くのはブログ記事です。

ブログ記事の読者は、あなたの文章力を求めて読んでいるのではありません

「ちょっと見てみようかな」

と、本当に軽い気持ちで流し読みしています。

 

そのため、読者の興味を引く内容や、読者を記事を読み、サイト内を回遊させるための工夫が必要になります。

 

ちょっと難しそうですが、大事なのは

  • 嘘を書かないこと
  • メリットだけでなく、デメリットもきちんと書くこと
  • 読者のことだけを考えて書くこと

このような、いわば「当たり前」のことを守りながら書けば良いのです。

 

そうすれば読者から信頼され、あなたのブログ記事に興味を持ってくれるでしょう。

もっと詳しい書き方が知りたいという人は、次から紹介する方法を実践してみましょう。

集客用ブログを書く前にすること

いきなり書き始めても、良いブログ記事にはなりません。

「誰に何を伝えたいのか」を整理してみましょう。

 

まずはターゲットを決めよう

まずは、「誰に」伝えたいブログ記事を書くのかをハッキリさせましょう。

ここで決めるターゲットは、

「~に困ってる人」「~を知りたい人」

などのボンヤリしたイメージではなく、もっと具体的に決めましょう。

 

例えばこの記事の場合は、

  • 性別:男
  • 年齢:33
  • 家族構成:妻
  • 職業:サラリーマン
  • 趣味:ドライブ
  • 悩み:副業としてブログを続けているが、会社勤めが辛いのでアフィリエイターとしてやっていきたい。しかし自分には文章力がないと思っており、アクセスが集まるブログの書き方を知りたいと思っている。

といった感じで、細かく設定しています。

これを、マーケティング用語でペルソナといいます。

大まかなターゲットではなく、たった一人の人を想定するということです。

 

誰に対して書いたのか分からない記事や大勢の人に向けて書いた記事は、誰の心にも響きません。

「この人の悩みを解決する記事を書くぞ!」と、しっかりとしたペルソナ像を設定しましょう。

 

ターゲットを基準にタイトルを考える

ターゲットを決めたら、次に「その人が興味を引くようなタイトル」を考えます。

大体の人はまずブログ記事のタイトルを見て、本文を読むか読まないかを決めます。

なので、タイトルで読者の興味を引かせないと読んでもらえません。

 

では魅力的なタイトルとはどのようなものでしょうか。

  1. ターゲットに深く関係するワードを入れる
  2. 記事を読むメリット(またはデメリット)を伝える
  3. 新鮮な情報であることを伝える

例えばターゲットが中古車選びに悩んでいて、オススメ中古車や車の選び方の記事を書くとします。

 

そのタイトルが

「オススメの中古車を紹介します。車選びの基本も一緒にお伝えします」

では、あまり興味を引かれませんよね。

 

上記3つの要素を全て入れて、

「【2019】オススメ中古車はコレ!知らなきゃ損する車選びの鉄則3箇条」

というタイトルにした方が、より魅力的になります。

ポイント

  1. まず、ターゲットと中古車は切っても切り離せないので「中古車」というワードは必ず入れます。
  2. そして「知らないと損をする」、つまり知らないことに対するデメリットがあるということをタイトルで伝えます。
  3. 今年は2019年なので、隅付きカッコで「2019」をくくり、今年最新の情報であるということを強調します。

さらに「3」という具体的な数字を入れることにより、読者の興味を引きます。

「『鉄則3箇条』って何だろう?」と、ちょっと覗いてみたくなりますよね。

このように、ターゲットと密接に関わり、かつ思わず目に留まるようなタイトルを考えましょう。

記事構成を作成する

ターゲットとタイトルを決めたら、見出しを含めた記事構成を作りましょう。

いきなり記事をかい始めてしまうと、途中で何を書いて以下わからなくなります。

話が脱線したり、ゴールがズレたり・・・。

書いた本人もよくわからない記事を読者が理解してくれるはずもありません。

だから、最初に記事構成をしっかり考えて、読者が迷わないように一本道を作って上げることが大事なのです。

 

記事構成は、例えば以下のようなものです。

このような、記事全体の構成を最初に作っておきましょう。

ポイント

  1. 結論は最初に書く
  2. その後に結論の根拠や説明

上の例でいうと、読者は中古車選びに悩んでいます。

そこでまず、オススメの中古車を最初に教えてあげます。

次に小見出し内で、オススメした根拠を書くと良いでしょう。

 

ここで例えば「中古車とは」なんて説明が最初にきたら、

「自分が求める情報はここにはない」

と、読者は離れてしまいますよね。

 

読者が知りたいことを、最初にハッキリ教えてあげましょう。

 

見出しにも気を使おう

各見出しはタイトルと同様に大事な構成要素です。

 

大見出しはもちろん、小見出しも効果的に使いましょう。

また中古車の記事を例に見てみます。

 

上のように、大見出し内に全ての情報を書いてしまうと、何かゴチャゴチャした印象を与えてしまいます

書きたい情報がたくさんある場合は小見出しを使いましょう。

上のように小見出しを使い、それぞれの小見出し内でオススメする理由を書いてあげるとスッキリしますね。

 

また、見出し名にも気を使いましょう。

読者の目を引き、見出しだけ見てあらすじが分かるようにするのがコツです。

または、見出しを見たら書いている内容に興味を持つようにするのもいいですね。

タイトルや見出しは変更不可という訳ではないので、記事を書きながら随時変えても構いません。

 

読者のことを第一に考えて執筆しよう

構成が出来たら、あとは文章を埋めていくだけです。

「だけ」と言っても、何となく本文を作成してはダメですよ。

「読者ファースト」を忘れずに、自分の書きたいことではなく読者の知りたいことを書きましょう。

以下で本文作成のコツを紹介するので、ぜひ参考にしてくださいね。

 

冒頭文で全てが決まる

タイトル文に目を引かれた読者はまず、冒頭文に目を通します。

そのため、いくらタイトルが魅力的でも冒頭文がつまらなかったら読者はすぐ離脱してしまいます。

目を引く冒頭文にするには、以下のことに留意してみましょう。

ポイント

  • 共感
  • 記事を読むことで得られるメリット
  • 記事を読まないことで発生するデメリット
  • 会話文

人は共感されると嬉しい。批判されると反発する

冒頭文では、読者に心の準備をして貰う必要があります。

そして、興味をひきつけ心を鷲掴みにする必要があります。

 

そのときに、共感することがめちゃくちゃ大事なんです。

なぜ大事なのかというと、人は共感されると嬉しいから。

逆に、批判されると反発します。

反発されてしまうと、記事を読んでくれないし行動してくれません。

 

だからお前はダメなんだ!

例えば

今日は1ヶ月で3kgのダイエットをする方法をお伝えしていきます。

あなたは、ついついご飯を食べすぎたり、甘いものに手が伸びたりしていませんか?

だからダメなんです!

食べ過ぎたり甘ものを食べたら太るのなんて当たり前ですよ!

そんな甘い気持ちでは絶対に痩せれません!

という冒頭文だったらどうでしょう。

なんかイラっとしませんか?

よくわからないヤツにいきなり上から目線で言われて嫌な気持ちになります。

僕ならこんなヤツの話は聞きたくないので、速攻離脱です!

 

「この人私のことわかってくれている♪」

逆に人は「自分のことを理解してくれている♪」と思えば心をひらいてくれます。

 

上のダイエットの記事なら

今日は1ヶ月で3kgのダイエットをする方法をお伝えしていきます。

あなたは、ついついご飯を食べすぎたり、甘いものに手が伸びたりしていませんか?

すごくよく分かります!

ストレスが溜まってくると、ついつい食べすぎてしまったり、甘いものが欲しくなってしまうものですよね。

実は私も、3年前にストレスで食べすぎてしまい5kgも太ってしまったのです。

そこから、どうやって効率的にダイエットをしてきたのか?

ダイエットのマル秘テクニックについてお伝えしていきます。

という冒頭文なら「うんうん」「そうそう」「え?知りたい!」と記事にのめり込み、先を読んでくれるでしょう。

 

記事を読むことで発生するメリット(デメリット)を教えてあげる

「記事を読むと、具体的に読者はどうなるのか」を冒頭文で書くのも効果的です。

何を得られ、何を失うのかを教えてあげましょう。

 

例えば、

「賢い車選びの方法を紹介するので、もうあなたは迷わない」

「車選びの方法を知っておかないと、数十万円損してしまうかも」

といった感じで、具体的にどうなるのかを伝えましょう。

思わず読んでしまう会話文

会話文で書き始めると、読者の目を引けます。

2ちゃんねる(5ちゃんねる)って読み始めると止まりませんよね。

あと、LINEも普通のメールより読みやすくないですか?

 

例えば…。

 

「この前車ぶつけちゃってさー」

「うわ、大丈夫だったの?」

「ケガはなかったけど、車はもうダメみたい。安い中古車探さないと」

「それなら、○○がオススメだよ」

 

という感じで会話文にすると読みやすいので、通常の文章に比べてとても目を引かれますよね。

冒頭文だけでなく、文中にも会話文を挟むとより効果的です。

 

記事を読みやすくするために工夫しよう

全く意味がわからない文章ってありませんか?

または、読みにくくて読む気がおこらない記事。

 

非常にもったいない!

 

内容以前に、読みやすくないと読者はすぐに離れていってしまうのでしっかりと対策をしましょう。

一文は短く

ブログ記事の読者は、できるだけ早く自分の欲しい情報を知りたいと思っています。

欲しい情報以外は必要としていません。

そのため、文章は極力簡潔に、かつ短くする必要があります。

例えばスマホの紹介文を考えてみます。

「このスマホはとても高性能で、カメラは4K画質で撮れますし、指紋認証ならぬ顔認証でロックをパッと解除してくれてとてもスムーズに操作できます。」

 

上の文章だと、書き出しから「。」までが長いですよね。69文字あります。

しかも結局何がすごいのかイマイチ伝わりにくいです。

 

もっと一文を短くして、端的に書いてみます。

「このスマホはとても高性能!

カメラはもちろん4K画質でくっきりハッキリ撮れます。

しかもロック解除は顔認証で楽々できちゃいます。

指紋認証なんてもう古いですよ。」

 

こちらの方が全体的にリズムが良く、飽きずに読めますよね。

読者に「読む労力」を感じさせないよう、多くとも一文は50字以内にとどめましょう。

 

随所に画像を挿入する

どんなに魅力的な文章でも、文字だけだと読者が疲れてしまいます。

また、文字だけで情報を伝えようとするのも難しいものです。

例えば、小説と漫画ってどっちが読みやすいですか?

漫画ですよね。

1枚の絵で様々な情報を伝えることができるのです。

 

だから、イラストや画像でイメージを伝えられれば、読者は脳みそを使わなくていいので楽が出来ます。

読者は苦労したくないのです。

 

できるだけ、簡単に理解したい。

だから、画像やイラスト、図、表、箇条書きなどあらゆるものを駆使して読者の負担を減らすのがポイントです。

また、途中で画像を入れると脳を休憩させる効果もあります。

文字ばかりが続くと、読みにくくて読むのが大変な印象を与えます。

そのため、クッションとして画像を挿入するのはとても大事です。

 

画像でなくても、例えば分かりやすい図や表など、とにかく「文字以外のもの」を挟むと効果的ですよ。

 

具体例を挙げる

イメージしにくかったりちょっと難しい事柄は、具体例を挙げて読者に教えてあげましょう。

私もこの記事内で、けっこう具体例を挙げていたのですが気づきましたか?

例えばちょっと上の「一文は短く」の見出し内を読み返してみましょう。

「このスマホはとても高性能!

カメラはもちろん4K画質でくっきりハッキリ撮れます。

しかもロック解除は顔認証で楽々できちゃいます。

指紋認証なんてもう古いですよ。」

「一文を短く」と言われても、どれくらいが短いのかは人それぞれで、よく分かりませんよね。

しかしこのように具体例を挙げることで読者にイメージしてもらいやすくなります。

 

専門用語を使わず、誰にでもわかる言葉を使う

難解な言葉や専門用語は、読者との距離感を大きく引き離してしまい離脱率が上がってしまいます。

 

例えば以下の文章を読んでみましょう。

 

「PCのスペックはCPUで決まります。

ですので、PCを選ぶ際はCPUを参考にしてみましょう。」

 

パソコンに詳しい人なら分かるかもしれませんが、そうでなければ頭に「???」が浮かびますよね。

 

上の文章を分かりやすく変換してみます。

「パソコンの能力はCPUで決まります。

CPUというのはパソコンの心臓にあたるメイン部品で、この部品が高性能なほど快適に動作します。

ですので、パソコンを選ぶ際はCPUを参考にしてみましょう。」

  • 「PC」は「パソコン」に変換
  • 「スペック」は「能力」に変換
  • 「CPU」についての説明を加える

 

これだけで、だいぶ読みやすくなりましたね。

「これくらい、読者だって分かるだろう」と勝手に思いこまずに、誰にでも分かる簡単な文章を心がけましょう。

 

読者を行動させるための工夫をする

ここまでブログ記事の書き方をお伝えしてきましたが、大事なのは読者に行動させることです。

どういう事かというと、ブログ記事は読者に行動させるためのトリガーに過ぎないということ。

あなたの最終目標はブログ記事を読ませることではなく、集客して稼ぐことですよね。

であれば、そのための工夫が必要です。

 

具体的には、

  • 商品の紹介直後にメルマガ登録フォームを貼り、読者が行動しやすいようにする
  • 「〇日までの限定商品」「限定〇個まで」など、読者を焦らせる
  • 行動しないことのデメリットを伝える

などです。

 

例えば

「このPCが○○円で買えるのは先着○名まで。

10/1からは消費増税で値上がりして、この値段では買えなくなりますよ。

どうせ買うなら増税前のこの時期に!」

 

という文章の直後に商品紹介リンクを貼ると、思わずリンクをクリックしたくなりますよね。

読者が行動する理由を作り、かつ行動させやすいようにすることが大事です。

 

最後のまとめまで気を抜かずに

記事本文を書き終えたら、最後にまとめで締めましょう。

まとめだけを見て、記事本文の内容が分かるように書くのがコツです。

 

そのためには記事の要点を端的にまとめれば良いのですが、あまり長く書くと逆効果です。

 

オススメは、箇条書きで要点を伝えること。

普通の文章よりも読みやすく、かつ一文が短くなるので効果的ですよ。

私が書いている、この記事のまとめも参考にしてみてくださいね。

 

「記事が出来たら終わり」じゃない。必ず推敲を

ブログ記事を書き終えたら、しばらく時間を置いて見直しをしましょう。

時間を置くと気持ちをリセットして読み直せるので、書いている時には気づかなかった

  • 文法や用法の誤り
  • 誤字脱字

が発見しやすくなりますよ。

 

さらに、以下のことにも注意して読み直しましょう。

  • 理由の説明はあるか
  • 削れる箇所はないか

 

「なぜ?」と自分自身に問いかけながら読み直そう

きちんとした理由が書かれていないと、読者は疑問を持ったままあなたの記事を読み進めてしまいます。

 

結果、説得力に欠ける記事になってしまい、読者からの信用も失ってしまいます。

例えば、下の文章。

「9月末になると売り切れてしまうかもしれないので、購入はお早めに」

このような文章を読み直している時に、「なぜ?」と自身に問いかけてみましょう。

 

上の文章の場合は、「なぜ9月末に売り切れるのか」の説明がないですよね。

すると理由が浮かび、文章も自然な形になります。

 

「10月の消費増税の影響で、9月には駆け込み需要が発生します。

そのため9月末には売り切れてしまうかもしれないので、購入はお早めに」

上のような理由を説明した文章になれば完璧です。

 

削れる箇所は削って、よりシンプルに

理由を追記して詳細を伝えるのは大事ですが、不要な部分を削ることも同じくらい大事なことです。

先ほどもお伝えした通り、読者は手っ取り早く情報を手に入れたいのです。

そんな時に不要な文章があるとストレスになり、最悪「戻る」ボタンを押され離脱されてしまうかもしれません。

 

例えば下の文章を読んでみましょう。

「オススメの車はトヨタから発売されているハイブリッド車であるプリウスです。

なぜならプリウスはハイブリッド車だけあり、とても燃費が良いからです。

そして何と言ってもあの魅力的なフォルムが素敵ですね。」

 

ちょっと不自然な文章ですよね。

これをもっとスッキリさせましょう。

 

「オススメの車はプリウス(トヨタ)です。

なぜならハイブリッド車だけあり、とても低燃費だから。

あのフォルムも魅力の一つですね。」

修正した点は以下です。

  • 1行目と2行目で「ハイブリッド車」が重複しているので、1行目は削る
  • 1行目の「トヨタから発売されている」を「プリウス(トヨタ)」に
  • 2行目の「燃費が良い」を「低燃費」に
  • 3行目の「そして」は無くても不自然ではないので削る
  • 3行目の「魅力的」と「素敵」はほぼ同じ意味なので、どちらかを削る

「より端的に、シンプルに、分かりやすく」を心がけて推敲してみましょう。

 

 

まとめ

集客するためのブログの書き方を中心にお伝えしてきました。

最後に、大事な点をまとめますね。

  • 集客用ブログを書く時に、文章力は必要ない
  • 集客ブログは以下の手順で書く

手順

  1. まずは明確なターゲット像を設定する
  2. そのターゲットの興味を引くタイトルを考える
  3. 記事構成を作成する
  4. 読者のことだけを考えて本文を書く
    嘘は書かない
    デメリットや悪い点もキチンと伝える
  5. 記事が書けたら、必ず推敲をする

以上の点に気を付けながら、読者ファーストなブログ記事を完成させましょう。

大事なのは文章力ではなく、「どれだけ読者のことを考えられるか」ですよ。

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