SNS集客

個人でFacebook集客はできなくなる?その理由と集客方法

「集客を加速させるために、Facebookを利用したい」

「個人がFacebook集客する方法を知りたい」

という人、ちょっと待ってください。

Facebook集客は、以前とは状況が違ってきています。

 

この記事では、

  • 個人でのFacebook集客はどう変わってきたのか
  • これからのFacebook集客はどうすれば良いのか

を解説していきます。

 

個人でのFacebook集客はどんどん難しくなっている

出典:Facebook

2019年現在、個人でのFacebook集客は難しい状況です。

というのも、2018年にFacebookの創業者マーク・ザッカーバーグさんが以下のような発表をしたからです。

 

  • 友達や家族など、密接につながった人の投稿を優先的に表示されるよう変更する
  • 企業やメディアの投稿は表示されにくくする

 

出典:Facebook

このアルゴリズムのアップデートにより、以下のような報告があがっています。

  • URL付きの投稿をしたら削除された
  • 「いいね」やシェアを求める投稿が表示されにくくなった

こうなると、個人でのFacebook集客はとても難しそうですよね。

諦めるしかないのでしょうか。

 

諦めるのはまだ早い。対応策は3つ

他の集客方法を検討する前に、以下の対応策を読んでおきましょう。

確かに個人でのFacebook集客は難しくなってきていますが、全く不可能という訳ではありません。

Facebook集客の対応策

  • コメント欄にURLを記入する
  • コミュニケーションツールとして利用する
  • Facebook広告を利用する

 

コメント欄にURLを記入する

先ほど述べたように、URL付きの投稿は削除される恐れがあります。

この問題の解決策として、「URL付きのコメントを投稿する」という方法があります。

 

Facebookは下のように、投稿欄とコメント欄に分かれています。

出典:Facebook

このうち、下のコメント欄にURLを掲載すれば規制の対象にはなりません。

つまり、「自分の投稿に対して自分でコメントを付ける」ということです。

 

ただし、Facebookは宣伝などを規制しているので、この方法がいつまで通用するのか分かりません。

常にFacebook側の動向に気を配りましょう。

コミュニケーションツールとして利用する

sns-communication

Facebookでは集客しない、というのも一つの手です。

 

どういうことかと言うと、

「他のメディアで集客した後、Facebookでお客さんとコミュニケーションを取る」

という方法です。

 

もともとFacebookは商業活動を想定しておらず、人との交流を目的としてサービスが開始されました。

 

そのため、

「集客は他所でやり、Facebookではコミュニケーションに専念する」

という方法は合理的ですよね。

 

これなら投稿が削除されるような心配は無いので、安心してFacebookを利用できます。

Facebook広告を利用する

現状はコメント欄にURLを載せても規制されませんが、もっと大々的に堂々と宣伝したいですよね。

そんな時はFacebook広告の利用を検討してみましょう。

 

Facebook広告は、公的に認められている宣伝方法です。

もちろん広告なので費用は発生しますが、投稿を削除されるリスクを背負わずに宣伝できますよ。

Facebook広告については、次から詳しく解説していきます。

 

Facebook広告を利用して集客

出典:Facebook

Facebook広告は、設定したターゲットのニュースフィード(※)に広告を出稿できる機能です。
※ニュースフィード:友達の投稿などが表示される場所

Facebook広告を利用することにより、次から紹介するメリットを得られます。

Facebook広告のメリット3つ

Facebook広告のメリットは以下の3つです。

メリット

  • 格安で宣伝できる
  • ターゲットを絞って宣伝できる
  • 拡散の信用度が高い

格安で宣伝できる

Facebook広告に出稿する際、最低費用は1日あたり100円から設定できます。

ジュース1本分にも満たない、非常にリーズナブルな価格で宣伝ができるのです。

 

そのため、「ちょっと試しにやってみたい」場合にもピッタリです。

ただし、支払い方法はクレジットカードのみなので注意しましょう。(PayPalも可)

 

ターゲットを絞って宣伝できる

Facebook広告の特徴として、ターゲットを絞って宣伝できる点が挙げられます。

年齢や性別、居住地などから、自分でターゲット層を選んで広告を出稿できるのです。

意図しないターゲットに広告が表示されるようなムダがなくなるので、効率良く宣伝できますよ。

 

例えば、あなたが「サラリーマンのオススメ副業」についてのブログ記事やYouTube動画を宣伝したい場合。

ターゲットを以下のように設定すれば効果的ですよね。

  • 性別:男
  • 年齢:20代~40代
  • 趣味・関心:中小ビジネス・起業

情報を伝えたい人に確実に届けられるのがFacebook広告の強みです。

拡散の信用度が高い

SNSの特徴は拡散力の高さですが、Facebookの拡散に関しては他のSNSとはちょっと違います。

 

Facebookは以下の特徴があります。

ポイント

  • Facebookは全員実名で登録している
  • Facebook上の友達は、リアルでも友達の場合が多い

どういう事が起こるかと言うと、

「よほどオススメできて信頼できる情報でないとシェアしない」

「本当に有用だと思う情報のみシェアする」

ということです。

 

なぜなら変な情報を拡散してしまうと、その人の信用に関わるからです。

下手すると実生活に影響を及ぼすかもしれませんからね。

 

その代わり、一度拡散されれば

「あの人のオススメだから大丈夫だろう」

「友達が行ったお店なら、今度自分も行ってみよう」

という感じで、情報の信用度は他のSNSの比ではありません。

 

そのため、思わず他人にシェアしたくなるような広告を作りましょう。

あなたが出稿した広告が拡散されれば、一気に知名度がアップするかもしれませんよ。

Facebook広告のデメリット2つ

メリットばかりに思えるFacebook広告ですが、以下のデメリットもあります。

デメリット

  • 宣伝範囲が限られる
  • 長期的な運用が必要

宣伝範囲が限られる

Facebook広告は、Facebook(と提携しているサービス)利用者にしか宣伝できません。

そのため、他のSNS利用者にはあなたの宣伝が届かないのです。

 

あ、インスタグラムには届きます。

フェイスブック広告を利用すると、インスタも共通の広告が流れる仕組みになっています。

 

Facebook広告はターゲットを絞って宣伝するために利用し、必要に応じて以下の広告なども検討してみましょう。

  • Google広告
    (リスティング広告、ディスプレイ広告)
  • YouTube広告

リスティング広告はGoogle検索結果の上部に表示される広告です。
(下画像の赤く囲った部分)

出典:Google

ディスプレイ広告はサイト内に設置できるバナータイプの広告。

そしてYouTube広告は、動画の冒頭や途中で挟まれるCM形式の広告です。

いずれも利用者が多い媒体なので、宣伝効果はバツグンですよ。

長期的な運用が必要

Facebook広告を出稿したら、それで終わりではありません。

お金を払って広告を出すだけでは成果は出ませんよ。

むしろその後が大事です。

 

Facebook広告は、どういう人がクリックしてくれたのか等がデータで見れます。

それを利用し、以下のように解析・検証してみましょう。

  • 自分が設定したターゲットに届いているか
  • あまりクリックされていないのなら、もう少しターゲット層を広げてみる
  • 広告自体を変えてみる

そうして戦略を練り、次の広告に活かしていくと良いでしょう。

ブログやYouTube同様、地道に努力を重ねていくことが大事です。

Facebookグループを活用して集客

出典:Facebook

ここまで、Facebookで集客するにはFacebook広告が有効だとお話してきました。

もう一つ、集客に向いている機能があります。

 

それが「Facebookグループ」です。

 

Facebookグループは、グループ内でファイルを共有できたりイベントを開催できる機能です。

気の合う仲間と、より密接な関係を築くのに有用です。

オンラインサロンを運営する

最近はFacebookグループを利用してオンラインサロンを運営する個人が増えています。

 

オンラインサロンは、月額会員制のWEB上でのコミュニティです。

  • 運営者は情報やノウハウを提供し、メンバーから会費をもらう
  • メンバーは会費を払い、情報やノウハウを吸収できる

というウィンウィンの関係で成り立ちます。

 

ただし、オンラインサロンで集客するのではなく、あくまでコミュニケーションの場と捉えましょう。

集客はブログやツイッターなど他メディアで行い、そうして増やしたファンをオンラインサロンへと導くのです。

 

さらにサロンメンバーがブログなどであなたのオンラインサロンを紹介してくれれば、集客力もアップします。

上手くいけばスムーズに収益化できるオンラインサロンですが、メリット・デメリットを把握しておきましょう。

オンラインサロン運営のメリットは2つ

オンラインサロンを運営するメリットは以下の通りです。

メリット

  • 炎上の危険性が低い
  • 同じ目的の仲間と接していられる
炎上の危険性が低い

オンラインサロンはクローズドな集まりです。

そのため、仮にあなたが過激な発言をしたとしても、それがネット上に流れる危険性はありません。

周りを気にせず、言いたいことを言い合えるのは大きなメリットです。

 

また、月額費が発生するため、わざわざ荒らしに来るような人が来ないというのも魅力です。

同じ目的の仲間と接していられる

上記のように炎上の危険性がないので、メンバーとは心置きなくコミュニケーションが取れます。

同じ目的を持った人たちが集まるので、あなた自身も良い刺激になり、成長の機会があります。

 

例えばブロガーのオンラインサロンの場合。

情報収集に秀でたメンバーがいれば、いちはやくGoogleアップデートの情報を共有してくれるでしょう。

 

そうすれば早急に対策できますよね。

また、あなたが知らなかったSEO対策を教えてくれるメンバーもいるかもしれません。

メンバーと密にコミュニケーションが取れるオンラインサロンは、今後ますます盛り上がっていくでしょう。

オンラインサロン運営のデメリット2つ

一方、以下のデメリットもまた把握しておく必要があります。

デメリット

  • リーダーの資質が問われる
  • 会費に見合う情報を提供する必要がある
リーダーの資質が問われる

オンラインサロンに集まる人たちは同じ目的を持っているとはいえ、他人同士であることに変わりありません。

考え方や価値観は人それぞれですよね。

ということは、争いやトラブルが発生することもあるでしょう。

そんな時、仲介したり責任を取るのは運営者であるあなたの役目です。

 

オンラインサロンは人数が増えるほど収益も増えますが、それだけリーダーとしての資質が問われるのです。

もし運営者(リーダー)としてやっていく自信や覚悟がないのなら、迂闊にサロンを設立しない方が良いでしょう。

 

会費に見合う情報を提供する必要がある

オンラインサロンのメンバーはお金を払っているのですから、当然それに見合う対価を求めています。

同時に、あなたは会費に見合う情報やノウハウを提供する必要があります。

 

もしメンバーが「割に合わない」と思ったら、サロンを脱退してしまうでしょう。

それだけでなく、ブログなどでサロンやあなた自身の悪い評判が流されてしまうかもしれません。

コミュニケーションを怠らず、時にはアンケートを取るなどして、メンバーの満足度を把握しておきましょう。

まとめ

Facebookでの集客方法を中心にお伝えしてきました。

最後に、大事な点をまとめますね。

  • 個人でのFacebook集客はだんだん難しくなってきている
  • リスクを背負わずに宣伝したいなら、Facebook広告を利用しよう

Facebook広告のメリット

  • 格安で宣伝できる
  • ターゲットを絞って宣伝できる
  • 拡散の信用度が高い

Facebook広告のデメリット

  • 宣伝範囲が限られる
  • 長期的な運用が必要
  • Facebookグループでオンラインサロンを運営するのも有効

オンラインサロンのメリット

  • 炎上の危険性が低い
  • 同じ目的の仲間と接していられる

オンラインサロンのデメリット

  • リーダーの資質が問われる
  • 会費に見合う情報を提供する必要がある

個人でのFacebook集客は難しくなってきています。

しかし、Facebook広告などを利用すれば十分な成果が得られます。

ぜひ本記事を参考に、集客力アップを目指しましょう。

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